11月雨の中のお焚き上げで・・・
冬の訪れも間近に迫った11月13日(日)のお焚き上げは、
激しい雨の中で執り行いました。
足元が悪い中にお焚き上げに来ていただきまして
お上人様、2組のご参拝の方、ありがとうございました。
この駒岡でお焚き上げがスタートして、3年目となりますが、
こんなに激しい雨の中で執り行ったのは、初めてだと思います。
小雨の中や、雪の中でのお焚き上げもありましたが、
今までは、幸運なことにお焚き上げのその時になると
晴れることが多かったのです。
自称≪晴れ男≫を公言しているお焚き上げ責任者のHさんの念力もこの日は、
効かなかったようです。
一時、激しい雨の音で、お上人様のお経もかき消されたときは、
本当にどうなることかと思いましたが、風に蝋燭の火も消されることなく
ご上人様の力強いお経が響き渡って、お祓い法要が終了したときは、
ホッといたしました。
やはり、ご上人様のお力かなとも思ってます。
法要後、ご上人様を囲んでのコーヒータイムに、
こんな雨の中で、お焚き上げを執り行った事を申し訳なく思っている私たちに
「雨の中のお焚き上げも乙なものでしたね。」と、
参拝者の方が、お気遣いの暖かいお言葉をかけてくださったのです。
ありがとうございます。
ご上人様が、夕張からいらしてるという話から、皆様それぞれに、
夕張という土地になにかにかご縁があって、
繋がったのでした。不思議なご縁を感じます。
また、遺品整理にあたって、写真やアルバムは、手が止まってしまい、ついつい見入ってしまい、
時間がかかりますというお話の中で
ご上人様が、「写真は、人生の栞ですからね。」というお言葉に、
なるほど、と本当に深く感銘いたしました。
この雨の中儀式を一緒に乗り越えたような、不思議な一体感が感じられ、
お話も弾んだご様子でした。
皆様の遺品整理の想いもそれぞれ深く、迷い、時間をかけて丁寧に
ご先祖様を敬っていらっしゃるお心を感じました。
毎回参拝の皆様から、たくさんの事を学ばさせて頂いております。
本当にありがとうございました。
今年も、あとわずか、忙しさに負けて、自然の移り変わりも目に入らず過ごしてしまいましたが、遂に駒岡のボイラー敷地も、今朝は、雪になりました。
もうすぐ冬が来るのですね~